FXを徒然なるままに

FXについて深い内容は書かずに、思ったことや感じたことなどをFX関係のネタに絞って書いてみたいと思います。

やはり週明け円高相場の様相に

 やはりと申しますか、週明けは円買いの相場展開へと動き出しております。

 朝の間は、五十日需要が出ると考え、様子を見ながらですが、ドル円を売りから入ってみて、その後は結局ホールドでまだ利益確定は行っていません。

 先日の読みが上手くはまってくれそうな展開に1つ胸を撫で下ろしている次第です。

 今日は、さほどニュースは出ていないのですが、1つ気になるニュースが有ったので紹介しておきます。

 中国地元紙は6日、「中国の5大銀行は2447億元の資本不足に直面している」と報じた。一部通信社が伝えた。

 1元を12円と考えると、大体3兆円くらいになりますか、それほどの資金不足が出ていることになります。

 さて、この3兆円と言う資本不足なのですが、預金準備率の引き下げや利下げが行われている状況で、経済に再び鞭を打とうとしている中国。

 オーストラリアの政府を中心に中国は安泰だとするコメントを発表している中で、このニュースは大きな影響を持っているように思います。

 世界各国がオーストラリアドル外貨準備通貨として買いを入れている中で、この影響はどうでるでしょうか?先日も書きましたか、私は、アメリカのダウが13,000ドルを超える値での推移を認めていません。

 私が認めないからと言っても、もちろん相場は変わりませんが、ただ、ここに大きなファンダメンタルズとのズレがあるように考えています。

 本来は企業の先行きを考えて投資すると言う目的のはずの株価が、気が付くとドルが安い事による資産の転換による株買いとなっています。

 国債の高騰もあり、買うに買えない事による資産の株への逃亡とでも申しますか・・。つまり、実体経済に即していない状況を強制的に作り出している現在のアメリカ市場。

 こういうものは、1度地獄の蓋が開けば一気に崩れ落ちる可能性のある非常に危険なもののように私は考えています。さて、この蓋が何時開きますかね・・?

 1つのポイントとして上げるのであれば、アメリカ大統領選挙が行われる11月。このあたり・・、最後のHFの攻撃をあるでしょうし・・。今年の相場は年末までとても疲れそうな予感がしますね。

 とりあえずは、しばらくオーストラリアドルは警戒をしておきたいと思います。