ギリシャのベニゼロスさんについて
先ほど以下のように発言をした。
ベニゼロス全ギリシャ社会主義運動(PASOK)党首
「ギリシャのユーロ離脱に関する思惑は全ての努力を取り消す」
「本日再びトロイカと会談するだろう」
「トロイカ報告までの時間を活用しなければならない」
「8-9月をEUやECB当局者との協議に使わなければならない」
今年の6月でした、ギリシャでユーロ離脱か、それとも残留かを問う選挙が行われた事は記憶に新しいところではありますが、その際に急進左派は、「我々もギリシャはユーロへの残留を望む、が借りた金は返さん」と言って居たのが懐かしくも思えます。
その時に、ベニゼロスさんが代表の全ギリシャ社会主義運動は、大きく水を開けられてしまった形となるのですが、このベニゼロスさんは、パパデモス首相時代に財務大臣として、必死に欧州圏の国々とギリシャとの間に入り交渉に尽力を尽くしていた人物でもあります。
ただし、「ギリシャ国民からは腰が弱いから欧州諸国の言いなりになるんだ」と考えられてしまっている悲しさはあります。
このベニゼロスさんが、再びトロイカとの話し合いをするとなれば、やはりギリシャ側が譲歩した意見を出すのではないかな?と言う予想を立てることになりますが、このベニゼロスさんも、一度はトロイカと合意した内容をひっくり返して、やっぱり受け入れられないと言っているので、やはりこの人も役職にぶら下がっただけの人間か・・。と日本の政治家を見ているようで、どうしてもガッカリ感があります。
とは言え、この人が交渉に立つならば、恐らくは譲歩する、もしくは、譲歩させられる事が考えられるので、恐らくはユーロの好材料が出ても良いように意識しています。
それでは、今日はこんなところまで終わりにしたいと思います。
今日はFXのニュースについて書いてみました。